発心のことば



C1 夫れ 仏法遙かに非ず

C2 自心に迷うが故に

C3 法身何くにか在る

C4 近うして見難きは我が心

C5 迷悟我に在れば

C6 仏心は慈と悲となり

C7 医眼の覩る所

C8 無辺の生死 何んが能く断つ

C9 我自心を見るに形月輪の如し

C10 六塵は能く溺るる海

C11 それ釈教は浩汗にして際なく涯なし

C12 綱常は孔に因って述ぶ

C13 曽て医王の薬を

C14 月鏡を心蓮に観じ

C15 若し自心を知るは

C16 法は本より言なけれども

C17 無尽の荘厳 大日の慧光を放ち

C18 それ境は心に随いて変ず

C19 一身の三密は塵滴に過ぎ

C20 智鏡心に処すれども



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