『空海のことば』リスト



■あ
秋の風颯颯として黄葉を飄す A15 
阿字は是れ一切法教の本なり D17
阿字諸法本不生の義とは即ち是れ地大なり D18 

■い
一身 独り生没し A9 
一身の三密は塵滴に過ぎ C19 
医眼の覩る所 C7 
家も無く国も無く B16

■う
生れ生れ生れ生れて 生の始めに暗く B20 

■お
凡そ瑜伽観行を修得する人は D20 

■か
加は往来渉入をもって名となし D11 
加持とは如来の大悲と D10 
曽て医王の薬を C13 
閑林に独座す草堂の暁 A1 
澗水 一杯 朝に命を支え A19 

■き
九種の住心は自性なし D14 

■く
雲蒸して壑浅きに似 A14 
空海 弱冠より知命に及ぶまで B12 

■け
桂影団団として寥廓に飛ぶ A17 
月鏡を心蓮に観じ C14 

■こ
孤雲 定処無く A4 
高山は風起り易く A5 
高山澹黙なれども A13 
綱常は孔に因って述ぶ C12 
虚空尽き 衆生尽き 涅槃尽きなば B1 
黄葉 山野に索くるも A16 
爰に一りの沙門有り B4 
心暗きときは即ち B18 
五大に皆響き有り D13 

■さ
山鳥 時に来りて歌いて一奏し A7 
山中に何の楽か有る A8 
三密 刹土に遍く A18 
三昧の法仏は本より我が心に具わり D4 

■し
春花 枝下に落ち A6 
自心に迷うが故に C2 
少年の日 好んで山水を渉覧せしに B3 
遮那は中央に坐す D1 
真言は不思議なり D2 

■そ

蒼嶺 白雲 観念の人 A12 
夫れ 仏法遙かに非ず C1 
それ釈教は浩汗にして際なく涯なし C11 
それ境は心に随いて変ず C18 

■た
大聖の誠言を信じて B5 
大日の光明廓として法界に周く D3 
『大日経』及び『金剛頂経』に明かす所 D5 
第一 異生羝羊心 凡夫狂酔して E1 
第二 愚童持斎心 外の因縁に由って E2 
第三 嬰童無畏心 外道天に生じて E3 
第四 唯蘊無我心 ただ法有を解して E4 
第五 抜業因種心 身を十二に修して E5 
第六 他縁大乗心 無縁に悲を起して E6 
第七 覚心不生心 八不に戯を絶ち E7 
第八 一道無為心 一如本浄にして E8 
第九 極無自性心 水は自性なし E9 
第十 秘密荘厳心 顕薬塵を払い E10 

■ち
近うして見難きは我が心 C4 
智鏡心に処すれども C20 

■て
弟子空海 性薫我を勧めて B10 

■と
桃李珍なりと雖も寒に耐えず A2 
毒箭を抜かずして B14 

■な
南山の松石は看れども厭ず A3 
南峰に独り立ちて幾千年 A20

■に
如来の説法は必ず文字に籍る D12 

■は
八葉の白蓮一肘の間に D19 

■ひ
貧を済うに財を以てし B11 
貧道と君とは遠く相知る B13 
貧賤の子弟 津を問うに所無く B15 

■ほ
方袍 苦行す 雲山の裏 A11 

■ふ
文の起り必ず由有り B2 
文は是れ糟粕 B7
仏心は慈と悲となり C6 
仏に三身有り 教は則ち二種なり D15

■ほ
報命竭きなんと欲するに B6 
法身何くにか在る C3 
法は本より言なけれども C16 
梵字は三世に亘って常恒なり D16

■ま

■み
密蔵深玄にして翰墨に載せ難し D6 
皆六大を以て能生と為し D8 

■む
無辺の生死 何んが能く断つ C8 
無尽の荘厳 大日の慧光を放ち C17 

■め
迷悟我に在れば C5 

■も
物の興廃は必ず人に由る B8 
物の情一つならず B9 
若し自心を知るは C15 
もし真言行人有って D9

■ゆ
悠悠たり悠悠たり 太だ悠悠たり B19 

■ら

■り
良工は先ず其の刀を利くし B17 

■ろ
老僧 読誦して微雲起り A10 
六塵は能く溺るる海 C10 
六大無礙にして常に瑜伽なり D7 

■わ
我自心を見るに形月輪の如し C9



トップ


inserted by FC2 system