行事



■青葉まつり(あおばまつり)
 真言宗の宗祖(しゅうそ)・弘法大師(こうぼうだいし)の誕生を祝う「青葉まつり」が、きょう(15日)世界遺産・高野山(こうやさん)で行われ、全国から訪れた信者や観光客らで賑わいました。午前中は、大師(だいし)教会で「降誕会法要(ごうたんえ・ほうよう)」が営まれ、総本山・金剛峯寺(こんごうぶじ)では、上方舞(かみがたまい)や雅楽(ががく)が奉納されました。

 正午からは、まつりのハイライトとなる「花御堂渡御(はなみどう・とぎょ)」が行われ、稚児(ちご)行列が先導する行列が奥の院(おくのいん)前を出発すると、稚児大師尊像(ちごだいし・そんぞう)をのせた花御堂(はなみどう)や、4人の「青葉娘(あおばむすめ)」が乗り縁起物(えんぎもの)の絵札(えふだ)をまく山車(だし)など、およそ1500人が、金剛峯寺前までの大通りおよそ1.5キロを練り歩きました。沿道には、絵札を拾い求めようとする人たちであふれかえり、高野山の夏の風物詩を楽しんでいました。
(和歌山放送ニュース 2012-6-15)
  

■弘法市(こうぼういち…東寺弘法市)
 京都府京都市南区九条町の古刹(こさつ)・東寺(とうじ)で催される縁日。弘法大師空海の入寂に因んで、毎月21日に行われる。1200〜1300店ほどの露店では、古道具、古美術、骨董、古着、着物や帯、小物をはじめ、カレンダーや文具、アクセサリーなど何でも売られている。




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